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最も「勉強方法がわからない!」のが現代文でしょう。今回は私がとった現代文の勉強法<記述解作成編>をご紹介します。
今回の現代文の勉強方<記述解作成編>はある程度本文の意味がわかる人向けです。現代文がまだあまり得意ではないという方は、現代文の勉強方法<読解編>を先にお読みください。
私がとった現代文の勉強法、それを一言で言えば
うまい人の真似をする
(進研ゼミをやっていた分を除けば)これだけです。
具体的には、「問題→解答→解説」という流れの参考書(問題集?)を買ってきて、以下のことをやりました。
まず始めに
- 本文を読む
- 頭の中で答えの目星をつける(「大体こんな感じの答えだろう」)
- 解答・解説を読む
- 解答・解説の中で、読解のポイント・記述のポイントなどのポイントとなる部分をノートに書き出す。
- 次の問題についても1~4を繰り返す
以上のことが全問題について終わったら、最初の問題に戻って次のことをします。
- 本文を読む
- 解答・解説を読む
- 本文の中で、著者が読解のポイントに上げている部分にペンで線を引く。この際、問題番号ごとにペンの色を変えて、どの問題で本文のどの部分を使っているのかがわかるようにしておく
- 1~2日後に、ペンで色をつけた部分を頼りに問題を解く 30分ほどで仕上げる
- 答え合わせ。このときに、初めて解説を読んだときにはわからなかったポイントが見えてくるので、それもノートに書き出しておく。時間があれば、解答例を書き写しておくのもよい
- さらにダメ押しで1~2週間くらいした後に同じ問題に再トライ
- 以上のことを全問題について繰り返す
これをやると1日1、2時間で1ヶ月ほどかかります。
しかし、効果は大きいです。私の場合は、これによって文章を書くのがだいぶうまくなりました。
現代文の記述解というのは、限られた字数で必要十分な内容を伝えなければならないわけですから、しっかりとした文構造を必然的に意識しなければならなくなります。そのことが、こうした長い文章を書く際にも役立っていると感じます。
現代文で100点をとってくれ!!
現代文で100点とれたら、最高にクール!だと思いませんか?
そう思って、私は現代文の勉強に(理系の中では)打ち込んだと思います。
しかし、実はこの方法に気づいたのが前期入試の1ヶ月前でして・・・勉強の時間は足らず、模試もないから成果もよくわからない、という中途半端な状態になってしまいました。
ですので、皆さんには上記の方法で現代文を勉強していただきたいのです。そして、できれば成果を教えてください。
「本当に現代文の点数が上がりました!」でもいいですし、「なんだよ、信じて勉強したのに全然成績上がらねえじゃねえか、アージーうそつき、氏ね」でもいいですから、とりあえず成果を報告してください。
ただし、効果が出るまでには2ヶ月ほどかかると思います。また、問題集1冊だけでは厳しく、最低2冊(1冊は上記の方法、2冊目は独力で解く)をしなければ劇的な効果はないんじゃないか、とも思っています。
以上のことをご了承いただけましたら、メールまたは下のコメントやトラックバックなどで成果をご報告いただければ、と思います。
・・・一度でいいから、現代文で100点を取ってみたかった・・・。
私が使った参考書
私が使ったのは、『田村の現代文記述問題解説』という参考書です。
国語の先生に尋ねたところ、「この参考書はよくできてると思うね」と言われて薦められた本です。私的にも、かなりいい参考書だと思います。ただし、ポイントが本文に散らして書いてあるので、上述の方法を使わないと有効利用するのは難しいかもしれません。
国立大学以上向けの本ですので、ある程度基礎ができている人向けだと思います。必要ならば、国語科の先生に尋ねると良いでしょう。