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英単語を知らなければ英文が読めないように、単語を知らなければ現代文は読めません。
「えーっ!?現代文って日本語でしょ?単語くらい分かるよ」と思われるかもしれませんが、現代文(文語)とわれわれが日常会話で使う口語とでは、一種の方言のような違いがあります。
知らない人にとっては方言はよく分からないですよね。それが日本語だということは分かるんだけれども、何を言っているのかは分からない。その言葉を理解するためには、ちゃんとその方言について学ばなければなりません。
現代文も方言と同じです。何の知識もなしに挑戦すれば、間違いなく撃沈されるでしょう。
たとえば、演繹と帰納について説明できますか?外延と内包は?特殊と普遍は?あなたが持っているその知識は正しいですか?
これらについて知らないと、大きな読み違いをしたり、本文の趣旨がつかめなかったり、といったことが生じます。
では、どうすればよいのか?
それには辞書を引くことです。
分からない単語や語句が出てきたときはもちろん、知っていると思った単語でもその意味がちょっとあやふやだと思ったときにはすぐ調べることです。
ポイントは、一瞬でも迷ったらすぐに調べることです。
実は、この「すぐ調べる」というのは現代文だけでなく他のどの教科においても重要です。
「すぐ調べる」ことをせずに、「後で調べよう」とするとまず間違いなく調べません。
人間は悲しいかな、忘れる生き物です。おまけに、ものぐさな生き物でもあります。なので、思い立ったその時に「すぐ調べる」ことをしないと、永遠に後回しになってしまうのです。
たいていの場合、そのつけは後になって「教科書の意味が分からない」という形で表れます。これについては分からない原因は?<途中2 リンク>をご参照ください。
辞書は常に手元に置いて、分からなかったら「すぐ調べる」ようにしましょう。
手元に置いておくには電子辞書をお勧めします(高いですけどね、苦笑)